カンボジア・ドル建て投資による恩恵
- kawakami

- 2018年10月22日
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カンボジアはドル立て投資が可能であるため、
直接投資先として魅力的と見られてます。
中国人投資家は不動産部門や製造業において、
安い人件費と地理的にも距離が近いことが理由でカンボジアに投資を行なっています。
世界銀行の報告書によると、
2018年上半期における直接投資は前同時期比14.3%増だと公表しました。
過半数の投資は中国人からで、
主に商業部門や不動産部門、製造部門や農業部門への投資だそうです。
現在、不動産ブームです。
海岸沿いのシアヌークビル州などの投資が活発に行われている地域では、
今年6月だけで1億2600万ドル(約130億円)の直接投資が行われました。
また、銀行業務システムの売り上げも堅調で、
主にUSドルによる個人取引で今年6月だけで22.4%増加したそうです。
予想していたことですが、
やはり中国人が大半を占めていますので、
中国経済が低迷した場合、影響が出ることが考えられます。
ただ、その辺りは予想できる範囲なので、そうなった場合の対策は考えているでしょう。
また、ここまで成長過程に入った場合、
中国に何かあったとしても、別の国が途中入場してくる可能性は充分考えられます。
でも面白いことに、これだけ中国人が居たら、元でもおかしくないのに、ドルが主流なのですからね。




