プノンペン北部で開発が進むチョロイチャンバー地区。その街のプロジェクトは先端技術を用いたスマートシティでした。
- kawakami

- 2019年1月29日
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いろいろと調べ物をしているとチョロイチャンバー(Chroy Changvar)地区の開発計画を発見しました。
ここの地区は、日本のODAと中国のODAで建設された2つの橋があることで有名な場所で、とくに日本橋は500リエル札にも描かれているぐらいの象徴的な場所になってます。
プノンペン中心地より日本橋を通ってこの中洲のようなチョロイチャンバー地区に渡れますが、ここはメコン川沿いを北上していくための重要な場所になります。
そして経済特区(エコノミックゾーン)や、候補9へ通じる橋がメコン川に架かる場所にもなりますので、まだまだ開発は進んでませんがすでに地価の上昇は進んでおり、 2015年頃に比べると約400%近く上昇してます。
このチョロイチャンバーシティは300ha以上もの広さで、住宅街、商業施設、高層ビル、5つ星ホテル、学校、警察署、消防署、病院、競技場、公園が整備され、プノンペン都との間には新チョロイチャンバー橋が架かります。
そのほかにも送電設備、太陽光・小型風力発電、上下水道などインフラが整備され、防犯カメラなど先端技術も取り入れられています。
チョロイチャンバーシティは、まさにスマートシティといえるでしょう。
何もない場所だからこそイチから街づくりができるのが強みですね。
ぜひ動画も見てみてください。
この下の設計図には、政府のマスタープランにも記されていた、プノンペン東部ニューエリアに通じる橋がしっかりと架かっていることも確認ができます。
そして、その道は候補9号地とエコノミックゾーン(経済特区)まで延びていますね。
そのほかにプノンペンを一周できる内環状線の一部も確認できました。
プノンペン東部ニューエリアは、何もない広大な地域からこそ、しっかりとしたマスタープランを作り、理想的なまちづくりをしてもらいたいと感じました。




