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カンボジアで増える違法資金の密輸業者。

  • 執筆者の写真: kawakami
    kawakami
  • 2019年8月9日
  • 読了時間: 2分

カンボジアで増える海外からの違法資金の密輸

最近のカンボジアでは、海外から違法な現金を持ち込む業者が次々と逮捕されています。


7月は、プノンペン国際空港で香港から90万ドル(約1億円)の現金を持ち込んだ中国人グループが捕まり、シェムリアップ国際空港では、同じく香港から220万ドル(約2.4億円)の現金を持ち込んだ韓国人グループも捕まりました。



プノンペン国際空港は直近でも香港から現金88万ドル(約1億円)を持ち込んだ中国人が5月に逮捕されたり、4月には香港から88万ドル(約1億円)、300万ドル(3.3億円)の現金を持ち込んだ


中国人も逮捕されました。


これらは資金の出処を説明できなかったり、何に使うお金なのかを説明できなかったことからマネーロンダリングやテロ資金の疑い、違法薬物犯罪の資金源の疑いがあるとして逮捕されました。



最近のカンボジアの銀行をみていても、カンボジアからの海外送金や、海外からの入金に対してお金の使いみちや、何のお金を受け取るかといった請求書やレターを提出することも多くなりましたので、政府としては金融犯罪防止に力を入れていることが感じられます。


これまでのカンボジアは、昔のマカオのように現金持ち込みや地下送金ができたりなど、なんでもアリな時代があったのかもしれませんが、徐々にいまの香港のように厳しい監視体制となって、グレーな仕事をしてきた人にとっては、やりにくくなるのでしょうね。



まぁ、ちゃんとビジネスをやっている人にとっては関係ない話なのでしょうけど。笑



カンボジアが健全な道をたどっているという印象を強く受けました。



 
 
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