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第2のマカオを目指すカンボジアカジノ業界

  • 執筆者の写真: kawakami
    kawakami
  • 2018年5月7日
  • 読了時間: 2分

【第2のマカオを目指すカンボジアカジノ業界】


先日シアヌークビルへ視察にいってきました。


シアヌークビルは、プノンペンから車で3~4時間ぐらいの都市で、カンボジアでは数少ないビーチリゾートです。


シアヌークビルにはホテルやカジノがたくさんありました。


しかし、それらは小さな町カジノやホテル施設が集まったもので、カジノシティというよりはカジノタウンといった印象です。


シアヌークビル以外にもポイペトやバベットといったカジノタウンは多くありますが、やはりカンボジアカジノ=ナガワールドなのではないでしょうか。


それにしてもカンボジアのカジノ環境というのは

フィリピンのオカダマニラやソレイア、シティオブドリームズのような豪華で巨大なカジノ施設がほとんどないにも関わらず、世界のカジノ都市第6位なのですから、たいしたものですね。


近年マカオでのカジノ規制の影響もあるとおもいますが、どれだけ多くの中国人がカンボジアカジノに流れて来ているのかが分かります。


昨年末のロイター記事でこんなものがありました。

ロイター 「焦点:カンボジアに「第2のマカオ」誕生か、中国投資が加速」 https://jp.reuters.com/…/cambodia-politics-china-idJPKBN1EF…

この記事にあるようにシアヌークビルではカジノ・ホテル・KTV・サウナが一体となった大型複合施設があちこちに建設されていました。


デベロッパーも工事車両も中国語だらけ。


中国政府や企業が本気で開発してきてるのが分かります。


これらが完成したらシアヌークビルは世界的なカジノシティになるのかもしれません。

カジノ都市1位マカオが年間で約3.5兆円の売上げですので、カンボジアはどこまでマカオに近づけるのか?


これからが楽しみですね。


ところで カジノで絶好調のナガワールドですが



プノンペンのナガワールドカジノは今年第1四半期中の総賭博収益が前年比181%増加した。プノンペンポスト紙が報じた。ナガワールドの親会社であるナガコープが発表した財務諸表によると、第1四半期の売上高は24320万ドルであった。

VIP顧客によるカジノでの賭け金は、去年の1月から3月間の37億7000万ドルから、2018年の1月から3月間の56億6000万ドルに増加した。


このナガワールド。 カンボジアでカジノを経営してますが、じつは親会社であるナガコープは香港株式市場にしれっと上場してます。


ここ1年の株価は急上昇してますので、もし香港の株式取引できる方は買ってみるのもいいかもしれませんね。



 
 
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