アジアの奇跡 カンボジア2 どうして都市部に集中するのか?
- kawakami

- 2018年12月22日
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カンボジアでは、プノンペンなどの都市部に人口が集中してきています。
どうしてそうなるのか?
それは、都市部では仕事があるからです。
なので、近郊の農村部や村の人たちが仕事を求めてくるのです。
そもそもどうしてそうなるのか?
それは政府が意図的にやっている部分がありますが、
農村部が貧しいというのも一つの原因です。
それは、農作物や農地にもよりまますが、
農作物そのものが安すぎることや村に他の産業がないからです。
そういうところにインフラを通すよりも、
現在、ある程度整った都市を拡大する方が、経済効率が高くなるからです。
すると、村の人は、稼げない農家をやるよりも都市部で仕事をした方が効率よく稼げます。
そういうことは世界中で起こっていることです。
香港やマカオでは、中国の内陸からやマレーシアからの出稼ぎ者が多くいます。
それと同じです。
カンボジアの場合は、プノンペンやシアヌークビルの第二都市が活況なため、
多くの労働力を求めています。
そこを求めて多くの人が集まってきているのです。
ここで、カンボジア政府の良い点は、
そういった労働者が住める街や環境を整えようとしています。
そうすることで、カンボジアから出なくても国内で働けることになるので、
好循環が生まれているのです。
なので、他の国の発展プロセスとは少し違った意味合いがあるようです。




