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進む中国の計画

  • 執筆者の写真: kawakami
    kawakami
  • 2022年1月30日
  • 読了時間: 1分

対中国の研究を主流とする大西洋協議会が公開している「海底ケーブルに関するレポート」によると、世界中の海底ケーブルの約59%は、依然として民間企業により配備・保守されています。

一方で、国有企業あるいは国営の事業体が配備・保守している海底ケーブルの割合は、全体の20%弱に達しているそうです。

世界中に敷設されている海底ケーブルの本数は年々増加しており、2016年には15本、2020年には28本が新しく敷設されました。専門家によると、これは驚異的な成長率だそうです。

ちなみに、中国企業は2021年だけで、約44本の異なる海底ケーブルの敷設プロジェクトに参加しており、これらのプロジェクトは習近平国家主席が主導する「一帯一路」の一部である1兆ドル(約110兆円)規模のインフラストラクチャプロジェクトの一部です。

また、海底ケーブルの敷設プロジェクトに参加している中国企業には、中国移動通信、中国電信、中国聯合通信、Huawei傘下で海底ケーブル事業を担当するHuawei Marineなどが含まれるそうです。


しかし、改めて考えてみると、中国は本気で2049年までに世界の覇権を取ろうとしていることがわかりますので、これからも大胆で莫大な予算を投じながら世界制覇を広げていくでしょう。

この話は、良し悪しではなく、この動きを見ておくことが大切だと思います。


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