海底光ファイバー 香港からシアヌークビルまで設置
- kawakami

- 2019年7月11日
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Huaweiは5Gシステムを展開させるため、
香港からシアヌークビルまでの海底光ファイバケーブルを設置する計画を発表しました。
世界的に携帯電話の普及スピードはすごいもので、先進国だけでなく、新興国にも多く普及されるようになりました。
世界を見ると、電気が通ってなくても、銀行口座を持っていなくても、たくさんの人たちが携帯電話を使っています。
電気が通ってなくても、太陽光パネル1枚あれば充電できますし、銀行口座がなくても、モバイルマネーサービスが銀行の代わりになります。
更に、一般電話回線を持ってなくても、
携帯回線があれば事足ります。
現在のカンボジアでは、
約1,360万人(カンボジアの82%)の人たちがインターネットを使用しており、
携帯電話の契約数は約1,950万人(普及率120%)となってます。
生活していくうえで、それだけ電話回線やインターネット回線は重要なものになってきました。
そのためいろいろな国のサービスや技術を取り入れていく必要があります。
あまり知られていませんが、カンボジアで最初の海底光ケーブルは2017年3月に海底ケーブルのサービスが開始されました。
これはMCTケーブルとよばれるもので
M:マレーシア
C:カンボジア
T:タイ
の頭文字をとっています。
このように国同士を海底光ケーブルで繋げることによって、大容量で高速度な通信を国際間で可能になります。
今回は、Huaweiによる海底ケーブルの設置計画で、香港からカンボジアのシアヌークビルを敷設していきます。
この計画は4月に北京で行われた「一帯一路」フォーラムのなかで発表され、Huaweiがカンボジアの5Gインフラ開発を支援するというものの中のひとつでした。
世界的にHuawei包囲網が敷かれているなかで、カンボジア国内でもHuaweiの携帯端末の売上げが落ちています。
とはいっても、中国はカンボジアにとって最大の支援国ですし、貿易相手国でもあります。
Huaweiの5Gに関しても、カンボジアは東南アジアで最初の5G調印国です。
2020年にはカンボジアで5Gサービスを開始させると言ってましたので、今後の動きは更に活発化するでしょうし、カンボジアの発展にも大きく影響するでしょうね。




