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世界的企業マクドナルドでもカンボジアに進出しないその理由とは?

  • 執筆者の写真: kawakami
    kawakami
  • 2019年3月17日
  • 読了時間: 3分


1.私生活と密接に関わってくるマクドナルド



日本に住んでいてマクドナルドを知らなかったり、

食べたことがないという人は、あまりいないのではないでしょうか?



学生は学校終わりにマックに集合したり、

子連れ家族は休日に昼マックであったり、

仕事中に時間が無いのでドライブスルーして移動しながら食事したりなど。



マクドナルドが私達の生活に何かしら関わってきているのは確かです。



2.世界的にフランチャイズ展開しているマクドナルドとは?



ハンバーガーを主力商品として、世界規模で展開するファーストフードチェーン店である。


年間15億食に及び、世界の店舗総数は3万5429店(2013年末時点)。

店舗数の分類別順位において、ファーストフードを含む外食産業で世界第2位、

チェーンストアではコンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンに次ぐ世界第2位である。 (wikipediaより)



3.マクドナルドでもカンボジアに進出しないワケとは?



日本にいても、どこかの国へ旅行しても当たり前のようにあるマクドナルドなわけですが、じつはカンボジアには出店していないのです。


ASEANでいうとカンボジア、ミャンマー、ラオスです。


どこにいっても受け入れられそうなイメージですが なぜカンボジアに進出しないのか?


気になるので調べてみました。



3-1.マクドナルドが進出しない理由①



「国民の収入が低い」

月収約170ドル。



3-2.マクドナルドが進出しない理由②



「プノンペンの人口が低い」

約200万人。



4.なぜマクドナルドは所得の低いベトナムや

人口の低いブルネイには出店するのだろうか?



ベトナムの月収というのは、カンボジアとほぼ同じなのですが

マクドナルドは出店しています。


何が違うのかといえば、首都ホーチミンの人口は約850万人いるということです。


逆にブルネイという国は40万人しかいませんが、出店しています。


その理由は月収です。


ブルネイは資源国のため東南アジアのなかでは一番裕福な国ともいわれていて、

月収は約1700ドルと高いです。


カンボジア政府としては労働人口を増やしたいため、

ベトナムやタイの賃金を追い越し、

出稼ぎ労働者を周辺国から呼び込んで増やそうという政策をとっています。



5.ビッグマック指数にかわる「マクドナルド指数」とは?



ちなみにカンボジアでは、マクドナルドは進出していませんが、

スターバックスやケンタッキーはすでに展開を始めています。


しかし、カンボジアではすでにコーヒーブームが起きており、

若いカンボジア起業家が大成功を収め主導権を握っていますが、

そのお話はまた別の投稿で。


またケンタッキーの出店戦略は、都会から田舎まで幅広く展開し、

その国に見合った値段設定をすることで多くのお客さんから利用されるようにしています。


例えば、ある所得水準の低い国のマクドナルドでビッグマックセットが500円だった場合、その金額では低所得者層はなかなか利用できないという場所であるばあい、

ケンタッキーはチキン1ピースとご飯のセットで200円で販売するようにしているところもあります。


ここまで安くても週1回ぐらいであれば利用できるとか、そういうところもあるのです。


こういったことからも、どのフランチャイズが進出してきているのか?


というのは、その国に投資するか?しないか?のひとつの基準にしてみるのも面白いです。


ビッグマック指数とはよく言いますが、

その国へ投資する基準のひとつとしてマクドナルド指数や、

ケンタッキー指数というのを取り入れてみるのも面白いと思いますよ。



個人的に「イオン指数」は取り入れてますので、

イオンがカンボジアに3店舗進出しているのは、

ここに投資したと思える大きな要因のひとつになってます。



 
 
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