一帯一路についてちょっとまとめ
- kawakami

- 2019年5月15日
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一帯一路構想とは何か?
「一帯」とは、中国西部から中央アジアを経由してヨーロッパへと続く「シルクロード経済ベルト」のことです
「一路」とは中国沿岸部から東南アジア、スリランカ、アラビア半島の沿岸部、アフリカ東岸を結ぶ「21世紀海上シルクロード」となり、これも合わせて一帯一路となるわけです。今後、数十年かけておこなわれます。
賛同地域に道路や港湾、発電所、パイプライン、通信設備などインフラ投資を行い、金融、製造、電子商取引、貿易、テクノロジーなど各種アウトバウンド投資を積極的に進めます。
簡単にいうと、当該経済圏における産業活性化および高度化を図っていくプログラムのことです。他にシルクロード経済ベルトには、新ユーラシア・ランドブリッジとよばれるロシアを経由するルート。
中国から陸路で東南アジアを経由してパキスタンへ至るルート。
中国から海路でインドシナ半島へ至るルートなど複数のルートが構想されています。
一帯一路は、全体では複数の「経済回廊」から構成される複雑かつ多元的なプログラムのことです。そのため中国が賛同国に対してどんどん投資しています。これにより経済が潤う国もあれば、貸付条件が厳しいため破綻しかける国も出てきていて、国際的に批判されたりしています。
ただ、ここに関しては様々な意見に分かれるので、なんとも言いにくいところです。結果的に、どれくらい実現されるかわかりませんが、その辺を辿ると投資するには参考になると思います。




