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プノンペンとシアヌークビルをつなぐ高速道路着工

  • 執筆者の写真: kawakami
    kawakami
  • 2019年1月14日
  • 読了時間: 2分

3月からプノンペンとシアヌークビルを結ぶ高速道路の工事が始まります。

このために中国人労働者200人がカンボジアに入ります。

今回の高速道路建設工事は中国の国有会社であるChinese Communication Construction株式会社により行われます。


建設工事費用は20億ドル(約2200億円)となります。

長さは190キロを超える予定で、現在使われている道路の240キロよりは短くなるようです。

車線は4車線で建設工事は約4年だそうです。

またこの工事ににより近隣住民には、カンボジア政府と中国政府よりあわせて約1億5000万ドル~2億ドル(約160~220億円)の援助金が渡されるそうです。


しかし、これが完成すると輸出入で利用されるシアヌークビル深海港と首都プノンペンを結んでいる国道4号線の渋滞緩和が期待されるので、国内の物流網が改善され、交通事故が減少することが見込まれています。


現在、国道4号線の交通渋滞は深刻でらしく、完成を心待ちにしている人は多いそうです。

国道4号線の交通量は年々増加しているのに対し、道路は拡張されていないため、今回の高速道路ができることで物流網が改善されます。


それと忘れてはならないのは、

首都プノンペンとベトナムとの国境に位置するスヴァイリエン州Bavet市を結ぶ高速道路建設の計画はJICAが調査を行なっている最中のようです。

こうして着々と国内インフラが進んでいるのですね。

 
 
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